共有サーバのホスティングサービスについて総点検してみたよ
2014年11月24日
私がお客様のところでよく尋ねられることの一つに
Webサイトを置くなら、どのサーバーが良いの?というものがあります。
どれが?と言われましても
実はどれでもいいんじゃないかと思う場合も多いのです。
各社サービスにしのぎを削り、細かな部分で違いはあるものの、顧客満足度では大差がないと思うからです。
とはいえ、お客さまのサイトの条件から、選んではいけないサービスというものは確かに存在します。
それは大別して3種類の中からの選択になると思います。
A.資金的に余裕があり、そこそこ安心のサービスを選択する
B.自己責任でお値打ちだけど専門知識が必要なサービスを利用する
C.初心者向けでお値打ちなサービスを利用する
言うまでもなくCを選択してAは期待できません。
Bならば自己責任でがんばれば、Aに近づくことができるかもしれませんが、Cでは無理です。
そして、多くの場合、サイトの作成するお客様はCを選択したがります。
ぶっちゃけて言いますとCに多くを期待をするのは無理というものです。
ですがですね、同時に各社がサービスの充実にしのぎを削っている事実もあるわけです。
そこで、有名ドコロのホスティングサーバの現時点のサービス(2014.11.23)で
私個人の超恣意的な視点かもしれませんが
Cに位置すると思われるサービスについて、調べてみました。
果たして、結構使えるサービスが多くなっているのか?
注目した点はPHPのバージョンです。
PHP5.2、ましてや、5.1.6以下のバージョンしか使用できないサービスだと
現代的なコーディングにはできないので
必然的にアレな、いやいや、誤解なきよう、サービスとして、ちゃんとしているけど、
私がおすすめするとなると・・・んがんぐな、サービスということになります。
結果は以下のとおり。
●さくらのレンタルサーバー
http://www.sakura.ne.jp/plans.html
PHPのバージョンは標準5.2
バージョンは5.2~5.4または4.4を利用できる。
Rubyが使える。
●ロリポップ!レンタルサーバー
http://lolipop.jp/manual/hp/cgi/
PHPのバージョンは5.4.32 ・ 5.3.15 ・ 5.2.17を利用できる。
Ruby1.8.7、1.9.3が使える。
●ヘテムル
http://heteml.jp/service/function/
PHPのバージョンは5.3.28、5.4.27を利用できる。
あとGitが使える。
Ruby1.8.*、1.9.3、2.0.0、2.1が使えるが、Ruby on Rails は非対応。
Ruby on Rails は
http://sqale.jp
をすすめている
●ファーストサーバ
http://www.fsv.jp/spec/
PHPのバージョンは5.3.xを利用できる。
●WebARENA 共用サーバ SuiteX
http://web.arena.ne.jp/suitex/spec/index.html
PHPのバージョンは5.1を利用できる。
Ruby1.8が使える。
●CPIシェアードプラン
http://www.cpi.ad.jp/shared/detail/php.html
PHPのバージョンは5.2.8、5.3.6、5.3.28、5.4.25、5.5.9 、5.5.16を利用できる。
あとGitが使える。
お名前.com 共用サーバー SD
http://お名前.com/server/sd/spec/
PHPのバージョンは5.5.x(初期設定)、5.4.x を利用できる。
Ruby1.8.7が使える。
GMOクラウド iCLUSTA+
http://faq.isle.jp/FaqItem?i_faqId=335&i_categoryId=0
PHPのバージョンは5.3.17を利用できる。
Ruby1.9.3が使える。
●Xserver
http://www.xserver.ne.jp/manual/man_program_soft.php
PHPのバージョンは4.3.9、5.1.6、5.3.3、5.2.x、5.4.x、5.5.xを利用できる。
Ruby1.8.5、1.9.3、2.0.0が使える。
●OCN メール&ウェブ ビジネス
http://www.ocn.ne.jp/hosting/function/mw2/version.html
PHPのバージョンは5.5.7、5.4.23、5.3.28を利用できる。
Ruby1.8.6が使える。
意外なのですがPHPのバージョンで
結構新し目のものが使えるサービスが多いです。
(5.1.6が多いと思っていました。)
いやー、さすがですね。
反対にRubyについては動くものの
Ruby on Rails が動くサーバとなると
結構、厳しめですね。
というかほとんどは公式では非対応のようです。
情報があったのも、さくらのレンタルサーバーぐらいです。
http://iwatakenichi.blogspot.jp/2007/08/ruby-on-rails-on-sakura.html
(非公式)
共有サーバの世界では
なんだかんだ言ってもPHPが主流のようですね。
(もっといろいろ使えればいいのに)
いろいろと調べた中で
この中で私が良いなぁと思ったのは
・ヘテムル
・CPIシェアードプラン
でしょうか。
何故ならばGitが使用できるので
作成したプログラムをリリースするときにFTPでちまちまアップする必要が無いためです。
GitでPullすれば、それだけで本番に適応できるわけです。
これはすごい便利。
しかし、それはお客さまにとって初心者向けではないし、メリットとはいえないところはあります。
この辺り、結局、選択は難しいですね。
ところで
PHPのバージョンですが
上記のホスティングサービスで、既存ですでに稼働しているプログラムを配置しているサーバも
軒並み、問答無用にバージョンを上げたところが有りました。
案の定、プログラムが動かなくなり
弊社でも困ってしまった事がありました。
制作して年月が経過しているので
当方が勝手にサポートできないのです。(瑕疵担保責任が無いため)
それこそ勝手にやったら、お客さまのデータを勝手に弄ったことになりますから。
冒頭に言ったように
私がお客様のところでよく尋ねられることの一つに
Webサイトを置くなら、どのサーバーが良いの?というものがありますが、
やっぱり、なかなか難しいものがありますね。。
やはり、お客様の条件をご確認させていただきながら
お客様にお伺いした時点の最適なご提案をさせていただく他ないですね。
これからもつど最適解をご提案させていただきます。
というのが今回の結論でした。
Webサイトを置くなら、どのサーバーが良いの?というものがあります。
どれが?と言われましても
実はどれでもいいんじゃないかと思う場合も多いのです。
各社サービスにしのぎを削り、細かな部分で違いはあるものの、顧客満足度では大差がないと思うからです。
とはいえ、お客さまのサイトの条件から、選んではいけないサービスというものは確かに存在します。
それは大別して3種類の中からの選択になると思います。
A.資金的に余裕があり、そこそこ安心のサービスを選択する
B.自己責任でお値打ちだけど専門知識が必要なサービスを利用する
C.初心者向けでお値打ちなサービスを利用する
言うまでもなくCを選択してAは期待できません。
Bならば自己責任でがんばれば、Aに近づくことができるかもしれませんが、Cでは無理です。
そして、多くの場合、サイトの作成するお客様はCを選択したがります。
ぶっちゃけて言いますとCに多くを期待をするのは無理というものです。
ですがですね、同時に各社がサービスの充実にしのぎを削っている事実もあるわけです。
そこで、有名ドコロのホスティングサーバの現時点のサービス(2014.11.23)で
私個人の超恣意的な視点かもしれませんが
Cに位置すると思われるサービスについて、調べてみました。
果たして、結構使えるサービスが多くなっているのか?
注目した点はPHPのバージョンです。
PHP5.2、ましてや、5.1.6以下のバージョンしか使用できないサービスだと
現代的なコーディングにはできないので
必然的にアレな、いやいや、誤解なきよう、サービスとして、ちゃんとしているけど、
私がおすすめするとなると・・・んがんぐな、サービスということになります。
結果は以下のとおり。
●さくらのレンタルサーバー
http://www.sakura.ne.jp/plans.html
PHPのバージョンは標準5.2
バージョンは5.2~5.4または4.4を利用できる。
Rubyが使える。
●ロリポップ!レンタルサーバー
http://lolipop.jp/manual/hp/cgi/
PHPのバージョンは5.4.32 ・ 5.3.15 ・ 5.2.17を利用できる。
Ruby1.8.7、1.9.3が使える。
●ヘテムル
http://heteml.jp/service/function/
PHPのバージョンは5.3.28、5.4.27を利用できる。
あとGitが使える。
Ruby1.8.*、1.9.3、2.0.0、2.1が使えるが、Ruby on Rails は非対応。
Ruby on Rails は
http://sqale.jp
をすすめている
●ファーストサーバ
http://www.fsv.jp/spec/
PHPのバージョンは5.3.xを利用できる。
●WebARENA 共用サーバ SuiteX
http://web.arena.ne.jp/suitex/spec/index.html
PHPのバージョンは5.1を利用できる。
Ruby1.8が使える。
●CPIシェアードプラン
http://www.cpi.ad.jp/shared/detail/php.html
PHPのバージョンは5.2.8、5.3.6、5.3.28、5.4.25、5.5.9 、5.5.16を利用できる。
あとGitが使える。
お名前.com 共用サーバー SD
http://お名前.com/server/sd/spec/
PHPのバージョンは5.5.x(初期設定)、5.4.x を利用できる。
Ruby1.8.7が使える。
GMOクラウド iCLUSTA+
http://faq.isle.jp/FaqItem?i_faqId=335&i_categoryId=0
PHPのバージョンは5.3.17を利用できる。
Ruby1.9.3が使える。
●Xserver
http://www.xserver.ne.jp/manual/man_program_soft.php
PHPのバージョンは4.3.9、5.1.6、5.3.3、5.2.x、5.4.x、5.5.xを利用できる。
Ruby1.8.5、1.9.3、2.0.0が使える。
●OCN メール&ウェブ ビジネス
http://www.ocn.ne.jp/hosting/function/mw2/version.html
PHPのバージョンは5.5.7、5.4.23、5.3.28を利用できる。
Ruby1.8.6が使える。
意外なのですがPHPのバージョンで
結構新し目のものが使えるサービスが多いです。
(5.1.6が多いと思っていました。)
いやー、さすがですね。
反対にRubyについては動くものの
Ruby on Rails が動くサーバとなると
結構、厳しめですね。
というかほとんどは公式では非対応のようです。
情報があったのも、さくらのレンタルサーバーぐらいです。
http://iwatakenichi.blogspot.jp/2007/08/ruby-on-rails-on-sakura.html
(非公式)
共有サーバの世界では
なんだかんだ言ってもPHPが主流のようですね。
(もっといろいろ使えればいいのに)
いろいろと調べた中で
この中で私が良いなぁと思ったのは
・ヘテムル
・CPIシェアードプラン
でしょうか。
何故ならばGitが使用できるので
作成したプログラムをリリースするときにFTPでちまちまアップする必要が無いためです。
GitでPullすれば、それだけで本番に適応できるわけです。
これはすごい便利。
しかし、それはお客さまにとって初心者向けではないし、メリットとはいえないところはあります。
この辺り、結局、選択は難しいですね。
ところで
PHPのバージョンですが
上記のホスティングサービスで、既存ですでに稼働しているプログラムを配置しているサーバも
軒並み、問答無用にバージョンを上げたところが有りました。
案の定、プログラムが動かなくなり
弊社でも困ってしまった事がありました。
制作して年月が経過しているので
当方が勝手にサポートできないのです。(瑕疵担保責任が無いため)
それこそ勝手にやったら、お客さまのデータを勝手に弄ったことになりますから。
冒頭に言ったように
私がお客様のところでよく尋ねられることの一つに
Webサイトを置くなら、どのサーバーが良いの?というものがありますが、
やっぱり、なかなか難しいものがありますね。。
やはり、お客様の条件をご確認させていただきながら
お客様にお伺いした時点の最適なご提案をさせていただく他ないですね。
これからもつど最適解をご提案させていただきます。
というのが今回の結論でした。
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